思い出供養①


今のまだ感傷に浸っていてもいい時期に、彼との思い出を綴っておこうと思う。
参照:別れのあとに - yuのらくがき帳

きっと忘れてしまうから。恨み言も言っているけど、私にとって、きっと大事なことで、これからもこの恋愛は私を支えてくれると思うから。

「よく笑ってよく食べて よく眠る君につられて
僕は僕になれた」っていうフレーズがback numberの『繋いだ手から』という曲にある。*1
本当にそうだった。私は彼と付き合う前、4時間半睡眠だった。彼と過ごす日々が長くなるうちに私の睡眠時間はだんだん長くなっていき、今では6時間寝ないとつらい。前は6時間だと寝すぎて頭痛がしたのに。
それまでは夢を見ないぐらいずっと深い眠りをしていたのだけれど、睡眠時間がのびたらよく夢を見るようになった。今まで私は健康な眠りができていなかったんだろう。

彼のおかげで私は笑うことも増えた。人に甘えることも覚えたし、ポジティブになった。根はネガティブかもしれないけれど、気持ちが落ちる回数が目に見えて減った。
こんなことを言うのは自分でも気持ち悪いが、「愛すること」も「愛されること」も知った気がする。だから、これからも恋愛したいと思っている。「もう恋なんてしない」なんて言わない。



前置きが長くなったけど、できるだけ時系列でいくつもりでいるので、今回は周りの人たちにもまだ言っていなかったあの頃のことを書こうと思う。



わかりやすくするために。
彼は、同じ部の2つ上の先輩でした。
始まりは、私が2回生の冬のことです。


告白された日

そういえばこの前彼にきいたことなんだけど、私の家で先輩と同期数人で宅飲みしたときに、初めて意識したらしい。それまで「ポンコツな後輩」だった私の、料理ができるところとか、合唱部時代の話とか(私はその場で歌わされたりもした。言われるまで忘れてたけど)を知って、ギャップにやられたと言っていた。
そんなギャップあるか 笑

そこから飲み会の帰りに送ってもらったりだとか(なぜかその日私は足元がフラつくような酔い方をしていた)、デートに誘われ1回断り、次は許容して…というような、普通の進み方。
あ、因みに1回目デート断ったのはいかにもなところだったからです、そこ行ったらもうGOサイン出しているようなもんになっちゃうからやめました。小悪魔的なアレじゃないです。
因みに彼は付き合う前絶対に私に払わせてくれませんでした。学生同士やのにね。

実は私は、彼の気持ちを推し量りかねていて。久しぶりに当時の元カレに会ったときに話せるようになっていて、そろそろ次に進んでもいいかな、付き合ってもいいかなと思ったけれど、1ヶ月音沙汰もなかった(その間団体戦のメンバーを選ぶレースがあったからだと思うのだけれど)。そして、そのときに部内で問題を起こしてしまった。貞操観念に関わるようなこと。もし付き合うだろうって思ってたら、絶対拒んだのに。
本当にそのできごとが起こった直後(その日か翌日)、彼から1ヶ月ぶりにデートに誘われて絶望したことを覚えています。同時に、その絶望で私は彼のことを好きになりかけているのだと、悟りました。

団体戦のメンバーであった彼は、私とは違う場所で練習していました。だから、そのデートのときは彼は何も知らなかったんだと思います。

あの事件のあと、私は病んでいました。なぜか私ばかり責められるのもつらい。でも、誰が悪いとかわからないけど、私は拒もうと思えば拒めたはずやったということも思うから。
それから数日後、多分Twitterで病んでるのを見たからだと思う、「飲みにいかん?」ってラインが来ました。きっと彼は、あの話を知ったんだろう。私は翌日朝5:30大学集合で練習に出かける日。しかもそこで持っていくためにバレンタインのお菓子作ってる最中でした。
でも、あ、きっと今日なんだなって思ったから、無理に行った。つらつらと話をしました。特に楽しい話もしなかったし、彼が特別に気の利いたことを行ってくれたわけでもなかった。甘いものが好きな彼は居酒屋の生クリームが乗ったお酒ばかりを飲んでいたのを覚えている。

当然のように、彼は送ってくれました。家の前で告白された。私は、かすれた声で「私なんかでいいんですか?」と言った。そのまま抱きしめられた。

私は浮かれた気分でおかし作りの続きをし、ほぼ寝ずに集合場所へ向かいました。




後日、他の団体メンバーの先輩に、「あいつがyuのこと好きなのバレバレだったよ」と言われました。ほんと、申し訳なかった…




長くなっちゃったので、とりあえずここできりますね。

*1:失恋ソングだから、「のに 全部分かっていたはずなのに」と続くんだけどね