別れのあとに。最終章

なんだかアホらしい感じになってしまったので、重要なとこだけ。



9/8OB会。
ウインドの人たちは、こういうことをただネタにする。それに救われることもある。

2次会になって、彼の同期の先輩が、彼が私のことをどんな風に喋っていたのか、教えてくれた。具体的な言葉を鮮明には思い出せないけど、大切にしてもらっていたこと、彼にとっても私が特別だったことがわかって、涙が転がった。なんだか、胸にストンと落ちた気がする。



そして今日、9/12、もう一回会って、全てを聞いた。彼のプライバシーに一応関わる気がするので誰にも言えないけれど(そのうち広まるかも知らんけど)、もう、その内容が私には理解不能だった。
好きな人にはもう告白してフラれたらしい。そしてその人は別に彼氏と別れたりしてなくて。


私は付き合っていた頃からその人含めたグループの話をよく聞いていた。

「過去にこの人のこと好きだったんだろうなぁ」とは思っていた。その気持ちは滲み出ていたんだな。
私に対する気持ちが嘘だったとは思わないけれど、その人に対する気持ちの方が、何倍も何十倍も、大切なものだったんだろう。奥にあっても私には見えていたから。
だから、私にはこんなことになる彼のことがよくわからない。気持ちは無視するものではなくて、付き合っていくものだと思う。だんだんと薄れていって、もう相手のことが意識にも上らなくなる、その状態になるまで見届けてあげるのが、真摯な付き合い方だと。

きれいごとなんかな。でも、私にとっての恋愛はそうだから、理解できない。だからこそ、結局そのうち別れるべき運命ではあったんだろうなとも思うんだけどさ。


なんだか、気持ちの処理の仕方が困る。
彼の私に対する喋り方はなんだか恋愛相談しているような感じで、完全に切り替わっていて申し訳なさのかけらもない。
でも、そこに対して怒りが湧かない。毒気を抜かれてしまうのだ。あーあ。

ただ、彼の話を聞いたら私の気持ちはどこか彼方へ行ってしまって、悲しみとか苦しみとかは全てなくなった。もし感情に名前をつけるとするならば、呆れだとか、驚きだとか、そんな感じなんだと思う。



こんな感じで、この日記を公開し続けるのもバカらしくなってきたのでおしまい。



ただ、私の中で、あの頃の素敵な思い出をきちんと残しておかなければと思うから、供養していきたいと思う。